1970年代に英国の占星学者John Addey氏が提唱した「ハーモニクス理論」は、例えて言えば、脳波の周波数解析(α波、β波、θ波等)で脳の機能状態が分かるように、ホロスコープが表す”パーソナリティ波動”(基本は周波数1~9、それ以上も有る)を周波数解析して、才能も含めた詳細な分析が出来るようにしたものです。
別の例えでは、脳細胞の個数は天才も凡才もそれほど違いはありませんが、天才はその細胞同士のシナプスネットワークが膨大であるのと同じように、1人のホロスコープ上で使う星々や感受点の個数はすべての人で同一ですが、それらの星同士が地球中心に形成するアスペクト(特定の角度)が多数ある方は、才能豊かな方が多いのです。「アストロハーモニックチャート」は、これらの星同士のネットワークを周波数解析の技術で表示致します。
従来ホロスコープにおけるパーソナリティや運勢診断で、重要な位置を占めるアスペクトは、実は「ハーモニクス理論」から見れば、そのチャートがもつ周波数の一部であるということになります。例えば、はっきりしたグランドトライン(正三角形)が描かれているチャートは、周波数3のパワーが非常に強いということになりますし、はっきりしたグランドクロス(正方十字形)が描かれているチャートは、周波数4のパワーが非常に強いということになります。
したがって、種々の周波数の「ハーモニック・チャート」を分析、検討することにより、より深くて複合的な個人のポテンシャルの診断ができることになります。また、すべて数値データにもなりますので、検証可能なアカデミックな論文も書くことができます。
アストロハーモニックの種々のチャートは、将来を見通して、30年前に完成致しました。今後自然科学でも、人間の本質研究が重要なテーマとなりますので、アストロハーモニックでは様々な観点から多くのデータを駆使して、順次レポートもご報告致します。